(2017年4月11日更新)
コンドロイチンとグルコサミンの違いってなんだかよくわかりませんよね。
「どっちがどっちでなんだかよくわからない」
「腰痛や膝とかの関節痛に効くっていうイメージかな…」
「本当に効果はあるの?なんだかうさんくさいよね」
という方がほとんどかと思います。
でもそのままの状態でグルコサミンのサプリメントを選ぶと、本当に自分に合ったものを選べるかわかりません。
自分に合った関節サプリメントを選ぶためにも「グルコサミンとコンドロイチンの違い」を認識しておくことをおすすめします!
それぞれはどのような働きをしてくれるのか? なぜ一緒に摂るのが推奨されているのか? ということをしっかり頭に入れておきましょう。
というわけで、今回は関節サプリメントに含まれているグルコサミン・コンドロイチンの違いについて説明します。
聞き慣れない成分について、正しい知識をもつことによって、メーカーに踊らされず、
関節サプリメントでもっとも有名で、もっとも人気のある成分である「グルコサミン」と、グルコサミンと一緒によく耳にする「コンドロイチン」の違いをわかりやすく解説します。
どちらも耳にはしますが、「それってなんなの?」ときかれるとあやふやな人も少なくありません。
それでは、グルコサミンとコンドロイチンの違いを説明していきますね。
あなたの周りにもグルコサミンサプリメントを使っている方がいたら、ぜひ教えてあげてください!
すぐに信頼できるグルコサミンサプリメントを知りたい方は、
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目次
グルコサミンとコンドロイチンの特徴・働き
関節に効くといわれるサプリメントには、よくグルコサミンとコンドロイチンが一緒に含まれているのを目にしますよね。
その理由は、どちらも関節の健康にとってよい成分だからです。
つまり、どちらも関節をケアしてくれるという共通点があります。
グルコサミンとコンドロイチンの違いは、そのケアの仕方です
それぞれに役割があり、そして互いに必要とされる成分なので、関節に効くといわれるサプリメントには、ほぼ必ずと言っていいほどこの2つが入っています。
入っていないサプリメントもありますが、その分他の成分でカバーしていることが多いですね。
グルコサミンは軟骨に必要な「原料」
関節の軟骨には「プロテオグリカン」という成分があります。
プロテオグリカンは水分を吸収し保持することができ、これによって軟骨は潤いをキープすることができます。
その結果、関節は衝撃に耐えることができて、なめらかに動かすことができます。
しかし、このプロテオグリカンは年齢とともに合成する能力が衰えてしまいます。
プロテオグリカンが不足すると軟骨に潤いを保てなくなり関節が痛くなる、という仕組みです。
そして、このプロテオグリカンを作るために必要なのが「グルコサミン」です。
グルコサミンも、体内で合成することはできますが、これもプロテオグリカンと同じように年齢とともに合成する能力が衰えてしまいます。
だから、関節サプリメントにはグルコサミンが配合されているのです。
コンドロイチンは軟骨の維持・調整をしている
グルコサミンはプロテオグリカンを作るために欠かせない存在だということは先程説明しましたね。
そして、健康な関節にはプロテオグリカンも必要な成分です。
実は軟骨には、プロテオグリカンを酵素で分解する働きもあるのです。
これは、古くなったプロテオグリカンを酵素で分解し、新しく作られるプロテオグリカンとのバランスを調整するための働きです。
しかし、この酵素が暴走してしまうと、必要以上にプロテオグリカンを分解してしまうのです。
この暴走をコントロールし、分解を防ぐのが「コンドロイチン」です。
また、プロテオグリカンにはコンドロイチンも含まれています。
つまり、グルコサミンによってプロテオグリカンが作られるので、グルコサミンがコンドロイチンを作り、関節の健康を維持・調整をしているのです。
また、コンドロイチンは、医薬品としても承認されていて、関節痛や腰痛、神経痛や五十肩などにも有効とされています。グルコサミンとコンドロイチンの違いまとめ
いかがでしたか?
つまり、 ということなんです。
グルコサミンとコンドロイチンは一緒に摂取することによって、相乗効果が生まれて、さらに高い効果を発揮することが明らかになっています。
ですので、グルコサミンとコンドロイチンは一緒に摂ることが推奨されていますし、実際に、関節サプリメントのほとんどにグルコサミンとコンドロイチンが配合されていますね。
そしてグルコサミンとコンドロイチンは、関節の健康を守るための条件をほとんど満たすことができます。
それぞれが満たす条件が以下の通りです。
関節の健康を守るためには
関節の健康を守るために必要な条件をまとめました。
- 軟骨の合成を促す
- ヒアルロン酸(軟骨の潤いのもと)の合成を促す
- 関節の痛みを緩和する
- 滑膜炎を緩和する
これらの条件を満たせる単独の物質はまだ見つかっていないが、グルコサミンとコンドロイチンを組み合わせることによって、この条件を満たせるとされています。
グルコサミンにあるとされる効果が緑色、コンドロイチンにあるとされる効果が 、そして両方にあるとされるのがオレンジ色の効果です。
こうしてみると、いかにグルコサミンとコンドロイチンの組み合わせが優れているかがわかります。
グルコサミンやコンドロイチンのサプリは無意味なのか?信ぴょう性は?
グルコサミンやコンドロイチンには常に疑惑の目が向けられています。
信用できるサプリメントがある一方で、怪しいサプリメントもあるのが現状です。
自分に合った、信用できるグルコサミンサプリの選び方や、グルコサミンが医薬品ではない理由をまとめました。
グルコサミンが医薬品ではない理由は製薬会社が儲からないから
「グルコサミンは医薬品じゃないから効果はない」
「本当に効果があるのなら医薬品として認められているのでは?」
グルコサミンに対してこう思っている人もいるのではないでしょうか?
たしかに、グルコサミンは医薬品ではありません。
しかし、効果がないから医薬品として認められていないというの大きな間違いです。
ではなぜグルコサミンは医薬品ではないのでしょうか?
その答えは、グルコサミンに効果がないからではなく、
です。
グルコサミンに効果があると知っていたヨーロッパでは、昔からグルコサミンを医薬品として認めています。
さらに、サプリメント大国アメリカでは、サプリメントが売れては困るはずの整形外科医までもがグルコサミンの効果を認めているほどです。
さらに詳しいことを知りたい方は、
グルコサミンが医薬品ではない本当の理由をご覧ください。
学会や論文は実験がしっかりされているものは信用できる
学会や論文という言葉をきくと、なんとなく「論文にのってるなら信用できるかな」という気になってしまいませんか?
よくグルコサミンやコンドロイチンの信ぴょう性を担保する方法として、学会や論文が使われることが多いです。
しかし実際、学会というのは意外と簡単に設立できてしまうものです。
ですのでメーカーが信用性を担保するためにサプリメントの学会をつくり、論文を上げれば「学会の論文にのった実績」をつくれるのです。
ですので、「論文にのった!」という謳い文句を簡単に信じてはいけません。
実際に行われたグルコサミンに関する実験結果を見たい方は、
グルコサミンの実験・調査データまとめをご覧ください。
それでも怪しいサプリメントは販売されている
グルコサミンや、コンドロイチン自体に効果があったとしても、サプリメントを作る会社が信用できなければ意味がありません。
実際に消費者庁が調べたところ、グルコサミンサプリメントをで、パッケージに記載された配合量の半分以下しかグルコサミンが入っていないものが見つかっています。
メーカー側の言うことをそのまま信じては、怪しいサプリメントを買わされることもありうるのです。
大事なのは選ぶ側の消費者がしっかりと信用できるサプリメントの見分け方を学び、自分に合ったものを選べることです。
当サイトでは信用できるグルコサミンサプリを、評価・比較し、一人ひとりに合ったサプリメントを選べるようにお手伝いをしています。
グルコサミン・コンドロイチンの正しい摂り方
グルコサミンやコンドロイチンを合成する能力は年齢とともに衰えていきます。
だからこそ、外から摂取する必要があります。
体に必要な成分や栄養は、
こちらの記事では、グルコサミンが豊富に含まれる食品や、簡単にできるレシピも紹介していますのでぜひ参考にしてみてください。
しかし、グルコサミンやコンドロイチンは食べ物から摂取することが非常に難しい成分です。
サプリメントで補うのが手軽ですが、グルコサミンサプリにはたくさん種類があります。
グルコサミンやコンドロイチンの配合量はそれぞれで違いますし、さまざまな独自成分も配合されています。
それぞれの悩みに合う配合量や成分の組み合わせのグルコサミンサプリがあるので、自分に合った物を選ぶために比較するのは非常に手間がかかります。
ですので、当サイトでは信用できる8種類のサプリメントを厳選し、強みと弱み、合う人と合わない人、成分、目安量、価格などを徹底的に比較しました。
サプリメントの強みと弱みを赤裸々にあぶり出して、合う人・合わない人とあわせて比較紹介しているので、参考にしてみてください。